リハビリテーションの目的・目標

リハビリテーションの目的・目標。
①運動療法・物理療法を通して患者様の疼痛緩和、筋力向上など身体機能が改善・向上し、笑顔で日常生活を送れるようになることを目指します。
②スポーツ・仕事復帰、趣味の再開などを目指します。
③理学療法士と一緒にご自身の状態を理解し、運動を通して怪我や障害、身体機能低下の予防、身体に対する自信獲得を目指します。

🔳 運動療法
運動療法とは筋力を強くしたり、関節の動きを良くしたり、日常生活に必要な動作・運動を円滑に行えるように訓練する療法です。患者様一人ひとりに合わせた最適なメニューを作成し、マンツーマンで指導にあたります。定期的に適切な運動療法を行えるよう「予約制」を導入し、待ち時間を少なくするように心がけています。
◆運動療法の内容
「筋力強化訓練」・・・重錘ベルト、ゴムバンド、ダンベル、メディシンボール、徒手を用いて筋力を強くする訓練
「関節可動域訓練」・・・機械、徒手を用いて固くなった関節の動きを良くする訓練
「歩行訓練」・・・平行棒、歩行器、松葉杖、T字杖を用いて歩く訓練
「基本動作訓練」・・・マット、ベッドを用いて寝返り、起き上がり、立ち上がり、車椅子への移乗の訓練

🔳 物理療法
各種リハビリ機器が症状や各部位に対応できるよう多数設置されています。
◆超音波治療器・超音波骨折治療器(伊藤超短波 UST-770)
2つの機能を搭載し、①超音波治療器と②超音波骨折治療器の機能があります。 ①は、深部を直接温めることが出来る立体加温と1秒間に数百万回のミクロマッサージ効果で深部に直接刺激を与えることが出来ます。②は音圧効果により骨折部位の骨形成を促進し、骨癒合期間を短縮させます。

◆干渉波
不快感なく電気エネルギーを身体の深部に与えることができる機器です。凝りをほぐし、痛みを和らげる効果や血流を良くし関節の可動域を広げる刺激を与えることができます。

◆ホットパック
温めることにより血行を改善し、痛みや肩こりなどの症状を軽減します。

◆極超短波
マイクロ波を利用して、身体の奥から患部を温める方法です。体表面だけでなく、身体の奥まで均等に温めることができます。

◆ 牽引器
頚椎・腰椎に対する牽引療法です。主に神経への圧迫を軽減目的で行ないます。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの神経痛を伴う疾患に有効です。
